ご意見募集・医療関係職種の安定的な養成・確保に関する検討会
日本救急救命士会 会員の皆様
いつも本会の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
2026年5月7日(木)、厚生労働省にて開催されました「第1回 医療関係職種の安定的な養成・確保に関する検討会」に、本会会長の喜熨斗が出席いたしましたので、その内容をご報告いたします。
本検討会は、2040年に向けた少子高齢化の進展に伴う「なり手」不足や養成校の定員充足率低下といった深刻な課題に対し、救急救命士を含む計12職種の養成・確保策を横断的に議論する重要な場です。
検討会において、本会からは現場の切実な課題に基づき、以下の3点を重点的に発言いたしました。
- 養成校の指導要領(通知)の見直し
ICTを活用した「遠隔授業」を柔軟に実施できるよう現行の指導要領(通知)を見直し、地域を問わず質の高い教育が受けられる環境整備を求めました。 - 自治体による奨学金返済支援の強化
若者が安心して医療従事者を目指せるよう、自治体による奨学金返済の支援制度拡充について、国としてのバックアップを訴えました。 - 質の確保に向けた「兼業規制」の緩和
公務員等で兼業が制限されている現役の救急救命士が、自身の時間を使ってスポーツイベントや医療機関等の救急現場に携わることができるよう、規制緩和を提案しました。これにより、普段現場を離れている方のスキル維持・向上を図るとともに、地域へ還元できる仕組みづくりを求めております。
🔍 職種の垣根を超えて
本検討会には、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士、歯科衛生士など、地域医療を支える全12職種が参画しております。年内の意見取りまとめに向け、職種の枠を超えて協力し、持続可能な地域医療・救急体制の構築に全力を尽くしてまいる所存です。
✉️ 会員の皆様への意見募集
本件に関しまして、会員の皆様からも現場に即した様々なご意見を頂戴できればと考えております。お気づきの点やご要望などがございましたら、ぜひ本会事務局までご連絡ください。
皆様の貴重な声が、より良い制度構築への力となります。引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
日本救急救命士会 会長
喜熨斗 智也
【検討会資料】
厚生労働省:第1回 医療関係職種の安定的な養成・確保に関する検討会 資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_436723_00018.html
【参考記事】
少子高齢化進む2040年に向けて、看護職・リハ職など12医療専門職種の養成・確保策の検討開始
https://gemmed.ghc-j.com/?p=74327
ご意見は会員ページよりお寄せください