役員選挙実施のお知らせ

2026年2月19日

一般社団法人日本救急救命士会
評議員(社員) 各位

一般社団法人日本救急救命士会
会長 喜熨斗 智也

 一般社団法人日本救急救命士会の第二期役員の選出につきまして、理事立候補者数が理事の定数上限である17名を上回りましたため、第二期役員(理事)選出選挙を実施いたします。

選挙について

選挙方法:インターネットを利用した電子投票(定款施行細則 第16条4項)

投票期間:2026年3月13日(金) 9:00 ~ 2026年3月15日(日) 23:59

持ち票数:5票(同一立候補者への重複投票はできません。)

投票の委任:不可

その他
・Web投票の方法は3月10日(火)までに評議員名簿に登録されているメールアドレスへご案内いたします。
本ページURLならびに役員(理事)立候補者のプロフィールを当会評議員以外へ共有する事は厳にお控えください。

役員(理事)立候補者一覧

届出番号立候補者所属
1一ノ瀬 佳彦岸和田市消防本部
2喜熨斗 智也国⼠舘⼤学
3萱沼 実富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部
4北村 浩一石橋地区消防組合
5久保田 竜也松本市立病院
6植田 広樹国士舘大学
7大石 奨豊田市消防本部
8吉井 友和出雲市消防本部
9三上 剛人吉田学園医療歯科専門学校
10宮崎 伊佐夫日本赤十字社 伊勢赤十字病院
11加藤 渚国立大学法人 東京科学大学
12⻑⾕川 汐⾥⽇本救急システム株式会社 / JEMS リンクル株式会社
13福岡 範恭愛知淑徳大学 健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻
14澤田 仁朝日大学 保健医療学部 救急救命学科
15廣田 恵典順天堂大学医学部附属練馬病院
16菊地 誠二陸上自衛隊
17中川 貴仁弘前医療福祉大学短期大学部
18北原 学国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター
19齋藤 汐海京都橘大学 健康科学部 救急救命学科
20大久保 克彦鹿児島市立病院 救急科

役員(理事)立候補者 詳細

(掲載内容は原則 原文ママで掲載しております。事務局では体裁の修正のみ実施しております)

1.一ノ瀬 佳彦

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
一ノ瀬 佳彦1974年7月31日51歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
岸和田市消防本部萱沼 実理事
学歴
2024年3月大阪公立大学大学院医学研究科 修士課程修了
職歴
1996年4月岸和田市消防本部 入職
2010年3月救急救命九州研修所 救急救命士研修課程修了
2020年8月救急救命九州研修所 指導救命士養成研修終了
日本救急救命士会における活動・業績
2024年10月学術・研究倫理委員会 担当理事
2025年4月日本救急救命士会主催オンラインセミナー「医学史と過去の研究不正から学ぶ救急救命士にとって必要な研究倫理」演者
2025年10月第11回日本救命救急学会学術集会 日本救急救命士会・日本救急救命学会合同企画
パネルディスカッション 救急救命士が行う研究のシンカ パネリスト
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2025年12月(原著)院外心停止における救急救命士による病院前活動中のバッグバルブマスク換気下終末呼気二酸化炭素濃度の持続的自己心拍再開に対する予測的意義
一ノ瀬 佳彦, 中尾 彰太, 松岡 哲也:院外心停止における救急救命士による病院前活動中のバッグバルブマスク換気下終末呼気二酸化炭素濃度の持続的自己心拍再開に対する予測的意義.日本臨床救急医学会雑誌 2025;28巻:851-858
役員としての所信表明

 2024年4月23日に設立されました一般社団法人 日本救急救命士会におきまして、私は第一期の理事の一人として皆様に選任していただきました。理事職としては、「学術・研究倫理委員会」担当理事として、同じく担当理事である萱沼理事やお集まりいただいた知識や学識経験豊富な委員の方々とともに、救急救命士による救急救命士のための学術・研究活動の基盤の整備と各種コンテンツ提供の準備を進めてまいりました。第一期の間に我々は、研究を行う上で道徳的な規範となる研究倫理綱領、研究に関する倫理規範、研究活動中の行動規範の三文書を策定し、すでに当会のHP上に掲載されております。現在は、ご所属先に研究倫理委員会が設置されていない救急救命士のために研究倫理審査を請け負う研究倫理委員会の設置と先般ご回答いただきましたニーズアンケートに基づき各種学術コンテンツ提供の準備を進めております。

 教育・研究職に携わる救急救命士はもちろん、消防や病院などで現場活動や臨床に携わる救急救命士が自ら臨床疑問を解決し学会発表や論文執筆によって世に放つことの重要性は論を俟たず、再選の暁には、引き続き学術や研究に関心を持ち、自ら実践したいと考える救急救命士の支援を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


2.喜熨斗 智也

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
喜熨⽃ 智也1982年8月4日43歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
国⼠舘⼤学福岡 範恭・北村 浩一・北原 学会長
学歴
2005年3⽉国⼠舘⼤学体育学部スポーツ医科学科 卒業
2007年3⽉国⼠舘⼤学⼤学院スポーツ・システム研究科救急救命システム専攻 修了
職歴
2007年4⽉国⼠舘⼤学⼤学院スポーツ・システム研究科研究科助⼿
2010年4⽉国⼠舘⼤学⼤学院救急システム研究科研究科助⼿
2012年4⽉国⼠舘⼤学防災・救急救助総合研究所準職員
2014年4⽉国⼠舘⼤学体育学部こどもスポーツ教育学科助教
2017年4⽉国⼠舘⼤学体育学部スポーツ医科学科助教
2018年4⽉国⼠舘⼤学体育学部スポーツ医科学科講師
2021年4⽉国⼠舘⼤学体育学部スポーツ医科学科准教授
(下記は⾮常勤講師または⾮常勤職員)
2012年4⽉京都橘⼤学現代ビジネス学部⾮常勤講師
2018年8⽉⽇本⾚⼗字社医療センター救命救急センター⾮常勤職員
日本救急救命士会における活動・業績
2024年4⽉⽇本救急救命⼠会 評議員・理事に就任
2024年9⽉⽇本救急救命⼠会 会⻑に就任
2025年3⽉内閣府規制改⾰推進会議 第2 回 健康・医療・介護ワーキング・グループに参考⼈として参加
2025年3⽉Abema Prime「AED使⽤率どう上げる?」に専⾨家として出演
2025年10⽉厚⽣労働省 救急医療の現場における医療関係職種の在り⽅に関する検討会ワーキンググループに構成員として参画
2025年11⽉新潟県消防⻑会救急部会研修会に講師として講演
2025年12⽉救急救命⼠を⽀援する議員連盟にて⽇本救急救命⼠会からの提案を説明
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
(所属学会)
2005年4⽉⼀般社団法⼈ ⽇本臨床救急医学会 評議員
2014年4⽉⼀般社団法⼈ ⽇本救急救命学会 理事
2015年10⽉⼀般社団法⼈ ⽇本救護救急学会 理事
2024年8⽉⼀般社団法⼈ ⽇本搬送学会 理事
(著書・論⽂)
2018年8⽉Tomoya Kinoshi et al: Mobile Automated External Defibrillator Response System during Road Races. N Engl J Med. 2018 Aug 2;379(5):488-489.
2025年4⽉改訂第11版 救急救命⼠標準テキスト(へるす出版) 分担執筆
2025年9⽉Ryu Kimura, Koshi Nakagawa, Tomoya Kinoshi et al: Association Between Immediate defibrillation and Outcomes in Shockable Out-of-Hospital CardiacArrest: A Propensity Score Analysis. Prehosp Emerg Care. 2025 Sep 11:1-13.
(社会活動)
2017年9⽉⼀般社団法⼈ 救急救命⼠統括体制認定機構 理事
2020年12⽉救急救命⼠ジャーナル編集委員会 編集委員⻑
2022年11⽉⽇本臨床救急医学会 医療機関に所属する救急救命⼠に関する検討委員会 副委員⻑
2023年1⽉救急救命⼠標準テキスト第11版 編集委員会 委員(編集・執筆)
2024年1⽉⽇本蘇⽣協議会(JRC)蘇⽣ガイドライン2025 BLS作業部会 部会員
2024年12⽉関東蘇⽣アカデミー 幹事
2025年6⽉⼀般財団法⼈ ⽇本救急医療財団 理事
2025年8⽉⼀般社団法⼈ 全国救急救命⼠教育施設協議会 理事
2025年10⽉⽇本臨床救急医学会地域救急診療体制の在り⽅検討委員会 委員
役員としての所信表明

 このたび、⽇本救急救命⼠会 第2期役員に⽴候補いたしました、喜熨⽃ 智也です。第1期では会⻑として、まずは
本会の基盤づくりを最重要課題とし、組織体制の整備、会の⽅向性の明確化、活動の仕組みづくりに取り組んでまいりました。その結果として、現在では500名を超える皆さまにご⼊会いただき、多くの⽅々に⽀えられながら組織として⼤きく⼀歩を踏み出すことができました。ご理解とご協⼒を賜りましたすべての皆さまに、⼼より御礼申し上げます。

 第2期では、この⼟台の上にさらに⼒強い発展を築くため、会の認知度向上と会員数のさらなる増加を重点⽬標として掲げます。同時に、救急救命⼠の職能向上と社会的価値の発信を⼀層進めるため、厚⽣労働省、総務省消防庁をはじめとする関係省庁、救急救命⼠を⽀援する議員連盟、そして救急救命⼠ならびに救急医療に関連する多くの団体の皆さまと連携しながら、救急救命⼠の職能向上に関わる制度づくり・環境整備・教育体制の充実に取り組んでまいります。

 ⽇本救急救命⼠会は、「現場で活動するすべての救急救命⼠の⼒となる団体」でありたいと考えています。救急救命⼠が今まで以上に誇りを持って働き続けられる社会を実現するために、皆さまとともに歩み続ける覚悟です。引き続きご⽀援、ご協⼒を賜りますよう、⼼よりお願い申し上げます。


3.萱沼 実

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
萱沼 実1973年9月7日52歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部北村 浩一・一ノ瀬 佳彦・吉井 友和理事
学歴
2021年3月国士舘大学大学院救急システム科 博士課程満期退学
職歴
1992年4月富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部 入職
2018年4月昭和大学富士吉田教育部 客員講師
2022年4月富士五湖消防本部管理課付広報室長(消防司令長)
2023年4月昭和大学富士吉田教育部 客員教授
2025年4月富士五湖消防本部指令課長
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9月日本救急救命士会 理事
2024年12月日本救急救命士会 学術・研究倫理委員会 担当理事
2024年12月日本救急救命士会が主催する会員向けオンラインセミナー「GRA Japan Chapterが推奨するハイパフォーマンスCPRの動向」司会
(学術・研究倫理委員会での活動・業績)
・研究倫理綱領 作成
・研究活動指針 作成
・救急救命士の研究活動上の行動規範の施行、HPでの公表
・第11回日本救急救命学会学術集会パネルディスカッション「救急救命士が行う研究のシンカ」の日本救急救命学会 と日本救急救命士会合同企画として運営
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2024年4月一般社団法人 日本救急救命学会 評議員(学術委員会 委員)
(論文)
2021年11月(原著)高齢者による心停止通報に関するコミュニケーション特性の分析: 萱沼実, 田中秀治, 匂坂量 他, 国士舘 防災・救急救助総合研究2021, 第7号, P21-P33.
2021年6月(原著)Increasing the shockable rhythm and survival rate by dispatcher-assisted cardiopulmonary resuscitation in Japan: Minoru Kayanuma , Ryo Sagisaka, Hideharu Tanaka, et al: Resuscitation Plus. Volume 6, June 2021, 100122.
2021年3月(博士論文)口頭指導が除細動可能波形および生存率の増加へ与える影響.
2023年12月(原著)富士北麓医療圏の一地域における緊急・重症傷病者に対するドクターヘリ・ドクターカー搬送効果の検討: 萱沼 実, 匂坂 量, 田中 秀治 他, 救急救命士ジャーナル, 3(4) 180-190.
2024年6月(原著)通信指令員の非技術的コミュニケーションスキルの評価: 萱沼 実, 匂坂 量, 田中 秀治 他, 救急救命士ジャーナル, 4(2) 95-101.
2025年4月(受賞)日本救急救命学会 最優秀論文賞 通信指令員の非技術的コミュニケーションスキルの評価
(寄稿・投稿)
2023年   「質の高い心肺蘇生法 機械的胸骨圧迫の有効な固定方法」Jレスキュー
2024年富士五湖勝負御本部が考案する図法を有効に活用して二重課題干渉を緩和させる方法 救急救命士ジャーナル 5巻1号
2025年~2026年救急救命士ジャーナル 救急救命士の未来像を連載中
(学会発表)(学会発表)
2023年Changes in Chest Compression Fraction after the introduction of High-Performance CPR Training in Fujigoko Fire Department, Yamanashi, Japan.  EMS-Asia
2024年ハイパフォーマンスCPR(HP-CPR)~CPRの質と社会復帰率をもう一歩前へ~ 全国救急隊員シンポジウム
2025年パネルディスカッション1救急救命士が行う研究のシンカ 日本救急救命学会学術集会 他11回発表(共著含む)
(教育指導や運営)
・世話人経験 JPTEC ・指導経験 HP-CPR、ICLS、AHABLS 、AHAACLS、ITLSアドバンス、ISLS、PSLS、PCEC
・消防大学校 緊急消防援助隊教育科NBCコース修了・救急救命九州研修所 指導救命士養成研修修了
(所属学会)
・日本臨床救急医学会・日本救急救命学会
役員としての所信表明

 救急救命士は、教育と不断の研鑽に基づく高度な専門性を有し、社会のさまざまな場面において重要な役割を担う専門職です。一般社団法人日本救急救命士会は、その専門性を学術的・制度的に正しく位置づけ、救急救命士が社会から信頼され、持続的に貢献できる基盤を構築することを目的として活動しています。
私は1期目において理事として活動するとともに、学術・研究倫理委員会の一員として、本会における学術活動の質の向上と、研究倫理の確立に関わってまいりました。その中で強く感じたのは、救急救命士の実践には多くの価値ある知見が蓄積されている一方で、それらが学術的に整理され、社会的に共有される仕組みが、いまだ十分とは言えないという現実です。

 救急救命士による研究や実践報告は、救急医療・救急救護の発展にとって不可欠なものです。しかし同時に、人を対象とする活動が多い領域であるからこそ、倫理的配慮と科学的妥当性が厳しく求められます。学術・研究倫理委員会での活動を通じて、研究倫理審査の重要性や、適切な手続きを踏むことが、研究者個人を守るだけでなく、救急救命士という職能全体の信頼性を高めることにつながると強く認識してきました。

 2期目において日本救急救命士会が果たすべき重要な役割の一つは、学術活動を特別なものとして扱うのではなく、救急救命士の専門性を支える基盤として位置づけ、誰もが安心して研究や発信に取り組める環境を整えることだと考えています。研究倫理の理解促進、審査体制の充実、実践知を学術へと昇華するための支援は、本会が職能団体として担うべき責務です。また、学術的に裏付けられた知見を積み重ね、発信していくことは、救急救命士の専門性を社会に説明可能な形で示すことにつながります。それは制度的評価や多職種連携の基盤ともなり、救急救命士の将来像を切り拓く力になります。感覚や経験だけに依存するのではなく、科学と倫理に支えられた専門職として歩み続けることが、今後ますます重要になると考えています。

 私は2期目の理事として、学術・研究倫理委員会での経験を生かし、救急救命士が安心して学び、研究し、発信できる環境づくりに引き続き取り組んでいきたいと考えています。学術と倫理を基盤とした活動を通じて、救急救命士の専門性と社会的信頼をさらに高め、日本救急救命士会が次の段階へ進むための一助となる決意です。


4.北村 浩一

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
北村 浩一1972年7月5日53歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
石橋地区消防組合
(4月1日から学校法人TBC学院 宇都宮本校
国際TBC看護医療保育福祉専門学校 救急救命士学科)
喜熨斗 智也・萱沼 実・吉井 友和副会長
学歴
1995年3月足利工業大学 工学部 機械学科 卒業
職歴
1995年4月森永スナック食品 入社
1997年3月一身上の都合により退職 
1997年4月石橋地区消防組合 入職
2026年3月一身上の都合により退職予定
2026年3月学校法人 TBC学院 入社予定
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9月理事(副会長)
2024年11月厚生労働省 人生会議 理事として参加
2024年12月災害・公共福祉委員会 オブザーバーとして参加
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2024年2月第1回 栃木県産科救急事例検討会 企画運営
2024年7月第28回 日本臨床救急医学会学術集会 シンポジウム11演者
2024年10月第10回 日本救急救命学会学術集会 パネルディスカッション2座長
2024年10月第27回 へき地・離島救急医療学会学術集会 パネルディスカッション1演者
2024年12月第2回 栃木県救急実技研修会 企画運営
2025年3月第7回 通信指令シンポジウム パネルディスカッション演者
2025年6月第28回 日本臨床救急医学会学術集会 口演7演者、パネルディスカッション13演者
2025年6月一般社団法人 日本救急救命学会 副理事長
2025年10月第11回 日本救急救命学会学術集会 パネルディスカッション1座長、パネルディスカッション2演者
2025年12月第3回 栃木県救急実技研修会 企画運営
2025年12月(原著)消防機関と医療機関における転院搬送の認識調査―全国アンケート調査― 著者名:北村 浩一, 喜熨斗 智也, 萱沼 実, 中川 洸志, 尾上 洸次郎, 齊藤 巧也, 佐々木 俊一, 林 康弘, 八重樫 秀和, 吉井 友和,雑誌名:救急救命士ジャーナル, 2025 年 5 巻 4 号 p. 223-229
2026年3月(予定)第2回 栃木県産科救急事例検討会 企画運営
役員としての所信表明

 私は、救急救命士という職種が持つ無限の可能性を信じ、その社会的地位を確固たるものにするため、以下の3つの柱を軸に邁進してまいります。

1. 「選ばれる職業」へ
現在、私たちの業務内容や専門性は、一般社会に十分に浸透しているとは言えません。
特に高校生に対し、救急救命士という仕事の「誇り」と「魅力」を積極的に発信します。
「何ができる人たちなのか」を明確に提示し、誰もが憧れるプロフェッショナルな職業としての地位を確立します。

2. 「多様な活躍」の推進
救急救命士の活躍の場は、消防、病院や大学養成校だけに留まりません。
警察、自衛隊、海上保安庁、民間救急、専門学校、その他企業で活躍する救急救命士の「強み」を社会貢献に繋げ、全ての救急救命士が輝ける場を模索します。

3. 「確かな組織運営」の協力
消防総務課および警防課での勤務を通じて、予算執行や組織運営を学んできました。
地方公務員特有の事務・予算管理の知識を活かし、本会の透明性が高く滞りのない、持続可能な運営を支えます。

私のビジョンは、私ひとりのものではありません。会員の皆様お一人おひとりの声に耳を傾け、その想いを形にすることが私の使命です。ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


5.久保田 竜也

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
久保田 竜也1987年12月29日38歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
松本市立病院澤田 仁・郷田 爽真・眞野 一樹委員
学歴
2016年3月独立行政法人国立病院機構信州上田医療センター附属看護学校 卒業
職歴
2009年10月諏訪広域消防本部 入職
2012年6月諏訪広域消防本部 退職
2012年7月安曇野赤十字病院 入職(院内救命士)
2013年3月安曇野赤十字病院 退職
2016年4月独立行政法人国立病院機構まつもと医療センター 入職(看護師)
2018年3月独立行政法人国立病院機構まつもと医療センター 退職
2018年4月松本市立病院 入職
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月評議員
2025年1月職業・専門職委員会 委員 「救急救命士の倫理綱領」策定等
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2025年6月第1回病院救急救命士中部地方会合(名古屋市)特別演題「救急救命士による収益寄与に関する考察」
救急救命士
 消防行政・院内業務・Open ChatにおけるAssessment&Planning企画
 長野県救急救命士研究会等
看護師
 小児科病棟・地域包括ケア病棟・外来・処置室・訪問看護ステーション
 透析室・アンギオ室等
診療情報管理士
 DPC・COVID-19 Regisury・看護必要度・NCD・医療安全・Data抽出等
役員としての所信表明

 私はこれまで、消防や医療機関における業務、そして看護師としての臨床経験に加え、当会では評議員や委員として活動してまいりました。現場と制度の両面に関わる中で、現場の声を反映させる仕組みづくりの必要性を強く感じております。その課題意識より具体的な貢献の方向性をもち、立候補を決意いたしました。

「職域別、分科会設置による専門性の強化」
 現在の委員会は、各職種が横断的に結集し、総合的(General)な力を発揮しております。一方で同じ課題であっても職域によっては優先順位・背景・最適解等は異なるものかと存じます。

 そこで職業別の分科会(消防・医療機関・公安・教育機関・民間等)という専門的(Special)な力を発揮する組織の設置を提案します。現場をよく知る分科会員が全国から結集することで、より実態に即した検討や情報共有、ソリューション効果が期待されます。分科会と委員会が協同することはもちろん、他職種が他職種の現状を把握することができるため相互理解としても、当会としてのスケールメリットがより発揮されると考えます。

 拙い点も多々あるかと存じますが、救急救命士の未来をともに創る一助となれるよう、努めてまいる所存でございます。皆様のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


6.植田 広樹

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
植田 広樹1972年4月29日53歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
国士舘大学喜熨斗 智也・福岡 範恭・後藤 奏総務担当理事
学歴
2014年3月国士舘大学大学院救急システム研究科 修士課程 卒業
職歴
1994年4月御前崎市消防本部 職員(2010年3月まで)
2010年4月静岡県消防学校 救急担当教官(2012年11月まで)
2013年1月東海医療工学専門学校 救急救命科 専任教員(2016年3月まで)
2016年4月国士舘大学大学院 救急システム研究科 助手(2017年3月まで)
2017年4月明治国際医療大学 保健医療学部 救急救命学科 教授(2021年3月まで)
2021年4月国士舘大学 防災・救急救助総合研究所 教授(現在に至る)
日本救急救命士会における活動・業績
2024年4月総務委員会 総務担当理事
2024年8月第1期評議員選出委員長
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
【社会における活動】
2014年6月一般社団法人日本臨床救急医学会 (2012年から評議員)
2018年8月一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会 副代表理事
2019年6月一般社団法人救急救命士統括体制認定機構 理事兼事務局長
2019年6月一般社団法人日本救護救急学会 理事兼事務局長
【研究業績】
2023年9月Improvement in regional disparities in prehospital emergency medical care systems using the prehospital care index: a study of how the timing of adrenaline administration by paramedics impacts cerebral functioning prognosis. Journal of EMS Medicine. 2023;2(1):31-38.(筆頭)
2017年1月Quick epinephrine administration induces favorable neurological outcome in out-of-hospital cardiac arrest patients. American Journal of Emergency Medicine. 2017;35(5);676-680(筆頭)
役員としての所信表明

 設立以降の2年間、私は総務担当理事として本会運営に携わり、特に会員の募集・拡大に注力してまいりました。その結果、本会の会員数は現在500名規模へと成長し、救急救命士の職能団体として着実に基盤を築くことができていると認識しております。

 今後は、これまでの成果を踏まえつつ、より多くの救急救命士が本会に参画しやすい環境づくりを進め、さらなる会員増加に向けた具体的方策を検討・実行してまいりたいと考えております。また、本会の社会的信頼性と発信力を一層高めるため、早期の公益社団法人への移行を重要な目標の一つとして掲げ、体制整備に尽力していく所存です

 引き続き役員の一員として、「日本救急救命士会」を通じ、救急救命士が現場で直面する諸問題を一つひとつ着実に解決できるよう、全力で取り組んでまいります。


7.大石 奨

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
大石 奨1979年3月12日46歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
豊田市消防本部三上 剛人・澤田 仁・長橋 和希理事
学歴
1999年3月東海医療工学専門学校救急救命学科 卒業
2005年3月日本福祉大学福祉経営学部福祉・医療マネジメント学科 卒業
2010年3月熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻博士前期課程 修了
職歴
2000年4月豊田市役所 消防職採用(現在に至る)
2016年4月福島県立医科大学大学院 非常勤講師(2018年3月まで)
2017年4月熊本大学 教授システム学研究センター 連携研究員(2023年3月まで)
2022年4月学校法人日本教育財団 名古屋医専 救急救命学科 非常勤講師(現在に至る)
2023年4月熊本大学 教授システム学教育実践力開発拠点 連携研究員(現在に至る)
2025年9月朝日大学 非常勤教員(現在に至る)
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月評議員(現在に至る)
2024年9月第一期理事,教育研修多職種連携委員会 委員長(現在に至る)
2024年10月設立記念フォーラム 第二部シンポジウム「職域を超えて語る救急救命士の将来像」シンポジスト
2024年11月オンラインセミナー「JRC蘇生ガイドライン2025ファーストエイド最新アップデート」司会
2024年9月第24回日本睡眠歯科学会総会・学術集会BLS講習
2025年9月救急救命士の集い2025 第二部「各機関に所属する救急救命士の教育実践事例検討」司会
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2008年4月第3回医療の質・安全学会 学術集会 プログラム委員(2008年12月まで)
2008年4月国際蘇生科学シンポジウムI-Ress実行委員(2009年3月まで)
2008年6月(投稿)めぐりあえて~病院外心停止より蘇生された側からの証言 レジデンスノート10(6),940-943,羊土社
2009年4月総務省消防庁消防防災科学技術研究制度支援事業 集う蘇生の心プロジェクト 委員(2009年3月まで)
2010年3月修士(教授システム学)熊本大学修教シ第51号
2010年4月ICLSシンポジウム 実行委員長(2012年3月まで)
2015年4月第7回日本医療教授システム学会・学術集会 プログラム委員(2016年3月まで)
2016年3月第8回日本医療教授システム学会総会・学術集会 ポスター優秀賞 受賞
2019年1月JRC蘇生ガイドライン2020ファーストエイド作業部会員(2021年3月まで)
2020年4月指導的立場の救急救命士 拝命(現在に至る)
2020年10月総務省消防庁 消防大学校救急科82期 修了
2021年4月愛知県消防学校 講師(2022年3月まで)
2023年4月第16回日本医療教授システム学会・学術集会 プログラム委員(2024年3月まで)
2023年6月JRC蘇生ガイドライン2025ファーストエイド作業部会員(現在に至る)
2024年5月(書籍)多職種の思考でとらえる臨床実践集 ER・ICU・病棟・在宅36の場面とチームアプローチ,ヴェクソン医療看護出版
2025年8月(投稿)小児の観察評価〜問診する内容を考えましょう〜 プレホスピタル・ケア 38(4),29-32,東京法令出版
役員としての所信表明

 私は、1999年に救急救命士資格を取得して以来、消防救急業務に従事するとともに、教育・研修分野を中心とした各種活動に取り組んできた。第一期理事としては、教育研修多職種連携委員会委員長を拝命し、毎月のオンラインセミナーの開催や、インストラクショナルデザイン(教育工学)を用いた教育実践事例検討会の実施を通じ、救急救命士が救急救命士を育てるための教育環境整備に一定の成果を上げることができたと考えている。これらの取り組みを踏まえ、第二期においては、次の2点について所信を表明する。

 1点目は、管理者として教育研修を設計・運営できる救急救命士制度の確立である。教育は個々の熱意や経験に依存する段階から、組織として計画的・体系的に実施される段階へ移行する必要がある。そのためには、教育研修を設計できる管理的視点を備えた救急救命士の育成が不可欠であり、インストラクショナルデザインの考え方を基盤とした人材育成の仕組みづくりに引き続き取り組んでいきたい。

 2点目は、救急救命士の更なる地位確立に向けた、多職種と連携した活動の推進である。救急救命士は、医療の進歩と社会的要請の変化により、その専門性と役割が拡大している。一方で、医療従事者を含む他職種との相互理解や協働は、なお発展途上にある。今後は、医療従事者をはじめとする多様な職種との連携を強化し、救急救命士が医療の一員として正当に評価され、責任と役割に見合った地位を確立できるよう尽力していきたい。


8.吉井 友和

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
吉井 友和1974年12月14日51歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
出雲市消防本部脇田 佳典・北村 浩一・萱沼 実理事
学歴
2017年3月吉備国際大学大学院社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 修士課程修了
職歴
1993年4月出雲市外4町広域消防組合(現 出雲市消防本部)消防吏員拝命
2013年4月出雲市消防本部 係長に昇進
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9月第一期役員(理事)就任
2024年12月救急救命処置委員会担当理事
2025年7月WEB座談会(処置拡大をめぐる本音トーク〜救急救命士の挑戦と現場のリアル〜)に伴う企画と運営(座長)
2025年10月第11回日本救急救命学会学術集会 一般演題共同演者(救急救命士の処置拡大に関する意識と課題 ~座談会による質的分析からの考察~)
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2022年2月吉井友和:チームとしてのコミュニケーションはどうあるべきか?.救急救命士ジャーナル2022;2(4):178-179
2022年7月一柳保,竹田豊,西岡和男,吉井友和,脇田佳典:救急隊員が語る救急現場のコミュニケーション.へるす出版2022;7
2022年10月吉井友和:出雲市消防本部における救急救命士の研究に対する意識調査.第8回日本救急救命学会学術集会(京都市)2022;10
2022年10月吉井友和,大木俊一,一柳保,脇田佳典:「救急隊員のための救急現場のコミュニケーション」のセミナー展開について.第9回日本救急救命学会学術集会(弘前市)2023;10
2023年2月松田遼,吉井友和,山田法顕:救急現場と医療機関での体温測定値の相違における現状とその要因.第32回全国救急隊員シンポジウム(名古屋市)2024;2
2024年3月吉井友和:ヘッドマウントディスプレイを用いた救急現場のコミュニケーション教育について.救急救命士ジャーナル2025;5(1):4-6
2025年7月北村浩一,喜熨斗智也,萱沼実,中川洸志,尾上洸次郎,齊藤巧也,佐々木俊一,林康弘,八重樫秀和,吉井友和:消防機関における転院搬送の現状と考察〜全国消防機関に対するアンケート調査〜.第28回 日本臨床救急医学会総会・学術集会(横浜市)2025;6
2025年10月吉井友和:現場課題の解決から生まれる救急現場学 ~消防救急救命士による実践的研究の成果~. 第11回日本救急救命学会学術集会(東京都)2025;10
2025年12月北村浩一,喜熨斗智也,萱沼実,中川洸志,尾上洸次郎,齊藤巧也,佐々木俊一,林康弘,八重樫秀和,吉井友和:消防機関と医療機関における転院搬送の認識調査―全国アンケート調査―. 救急救命士ジャーナル2025;5(4):223-229
役員としての所信表明

 日本救急救命士会 第二期役員(理事)に立候補いたします。出雲市消防本部の吉井友和です。

 救急救命士として22年間、私は現場で得た学びを次の世代に還元することを軸に活動してきました。第一期では理事として救急救命処置委員会を担当し、WEB座談会の企画・運営や学術集会での報告、さらに学会との合同パネルディスカッションへの参加など、多くの方々とともに職能の未来を考える機会に恵まれました。

 こうした活動を通じて強く感じたのは、救急救命士が抱える課題や可能性を共有して、形にしていく場の必要性です。現場のリアルな声を集め、議論し、制度や教育に反映させていくことこそ、職能団体としての大きな役割だと実感しています。

 私はこれまで、救急活動や応急手当の普及に加え、教育・研究にも力を注いできました。保育園や小中学校を対象とした学校安全の研究を継続しているのも、救急救命士の専門性を社会全体に広げたいという思いからです。また、日本救急救命学会では教育研修委員会の担当理事として活動し、学会と本会の連携が生み出す相乗効果を肌で感じてきました。この経験を生かし、第二期も取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


9.三上 剛人

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
三上 剛人1968年12月29日57歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
吉田学園医療歯科専門学校植田 広樹・喜熨斗 智也・大石 奨理事
学歴
1990年3月東海大学医療技術短大第一看護学科 卒業
2015年3月札幌市立大学看護学研究科博士前期課程 卒業
職歴
1990年4月市立札幌病院 救命救急センター配属
2006年3月 同 退職
2006年4月吉田学園医療歯科専門学校設立準備室  入職
2007年4月吉田学園医療歯科専門学校救急救命学科 配属
2015年4月      同            学科長
2021年4月吉田学園医療歯科専門学校 副校長
現在に至る
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月教育研修・多職種連携委員会 担当理事
2025年2月第48回救急救命士国家試験受験者応援&ウエルカムセミナー 司会
2025年11月第27回日本救急看護学会 パネルディスカッション 医療機関に所属する救急救命士「どこまで看護師と救急救命士は協働しているのか」 企画 
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2007年7月日本救急看護学会JNTECインストラクター
2011年8月日本救急看護学会 ファーストエイドインストラクター
2017年9月日本救急看護学会 理事 
2019年8月全国救急救命士教育施設協議会 理事
主な学会関連発表
2019年1月日本臨床救急医学会・日本救急看護学会合同シンポジウム 「救急看護領域における電話相談の位置づけ」
2020年8月第23回日本臨床救急医学会学術集会 シンポジウム「看護師と救急救命士のタスクシフティング」
2023年3月第 15 回 日本医療教授システム学会総会・学術集会 シンポジウム1インストラクショナル・デザインの普及と効果〜救急救命士教育〜
2024年11月第26回日本救急看護学会学術集会 パネルディスカッション4「ドクターカーに乗務する看護師の専門的教育に向けた連携と課題」
2025年11月第27回日本救急看護学会学術集会 会長
主な執筆・著書
2013年救急救命士の病院実習におけるナーシングケア技術項目の検討 三上剛人ほか:救急救命 2013年 通巻第30号 p26-p29
2016年(書籍)急変対応と蘇生の技術 三上剛人:南江堂 2016
2023年(書籍)応急処置52シーン 三上剛人・田口裕紀子:日本看護協会出版会 2023
2025年(書籍)RRSの運用と急変予測トレーニング 三上剛人・苑田祐樹:日本看護協会出版会 2025
役員としての所信表明

1.はじめに
前期において理事を務めさせていただきました間、会員の皆様の多大なるご支援に心より感謝申し上げます。現在は、「教育研修・多職種連携委員会」を担当しております。
私はこれまで、救急看護師として医療機関に従事し、その後は消防局での救急救命士教育、現在は民間救急救命士養成校の教員として、一貫して「医療」と「救急」の現場を行き来してまいりました。 私のキャリアの根底にあるのは、看護師と救急救命士の「架け橋」となり、両者の相互理解とより良い協働(コラボレーション)を実現したいという強い想いです。 2期目は、この経験を本会の運営にさらに深く反映させ、救急救命士が医療チームの中で真価を発揮できる環境づくりに邁進いたします。

2.重点課題と取り組み
具体的には、 まず院内救命士(病院救急救命士)の確立と育成支援です。急速に拡大する「院内救命士」の活躍は、本会の重要課題の一つです。私は看護師として病棟・外来の業務フローを熟知している強み、そして教育者としての視点を活かし、以下の点に貢献します。
① 看護師・コメディカルとの連携教育: 救急救命士が院内業務に円滑に溶け込めるよう、看護サイドから見た「救急救命士に期待する役割」を言語化し、教育カリキュラムへの反映やガイドライン策定を推進します。
② 「チーム医療」としての地位向上: 院内における単なる業務補助ではなく、プロフェッショナルとして尊重されるための教育体制の構築に取り組みます。
それから、消防救命士も含め、教育研修の質向上を目指します。
① 質の高い教育の継続と次世代の育成:消防・民間の教育現場を知る立場から、卒前教育と卒後教育のシームレスな連携を目指します。実践的な教育の推進として現場のニーズ(病院前・院内双方)に即した、即戦力となる救急救命士を育成するための教育手法を、全国の会員と共有・発展させます。

3.結びに
「看護師」と「救急救命士教育者」。この2つの視点を持つ私だからこそ、成し遂げられる改革があると自負しております。 すべての救急救命士と医療機関の架け橋としての役割を全うし、本会と救急救命士の未来のために、2期目も全力を尽くす所存です。皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。


10.宮崎 伊佐夫

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
宮崎 伊佐夫1977年8月5日48歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
日本赤十字社 伊勢赤十字病院喜熨斗 智也・小田 浩文・加藤 渚理事
学歴
2001年3月名城大学理工学部機械工学科 卒業
2022年6月三重大学大学院医学系研修科医科学専攻(救急災害医学) 中退
職歴
2001年4月三重県亀山市消防本部 入職
2020年4月三重県防災対策部消防・保安課 入職
2022年4月鈴鹿医療科学大学保健衛生学部救急救命学科 入職
2023年9月日本赤十字社 伊勢赤十字病院 入職
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9月評議員 理事
2024年10月災害・公共福祉委員会 担当理事
2025年10月第11回日本救急救命学会 学術集会併設セミナー災害時における多機関連携医療搬送勉強会 スタッフ参加
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2014年1月第22回全国救急隊員シンポジウム(北九州市)一般発表10「教育・訓練2」発表
2017年1月第25回全国救急隊員シンポジウム(神戸市)一般発表13「処置範囲拡大Ⅱ」座長
2019年1月第27回全国救急隊員シンポジウム(高松市)一般発表16「教育3指導救命士」発表
2019年11月第22回日本救急医学会中部地方会(浜松市)ICLSブラッシュアップセミナー発表
2022年1月第30回全国救急隊員シンポジウム(高崎市)一般発表24「通信指令」発表
2024年7月第27回日本臨床救急医学会総会・学術集会(鹿児島市) 一般演題口演37病院救急救命士①発表
2024年10月第52回日本救急医学会総会・学術集会(仙台市)一般演題151「労務管理・医療支援・働き方改革 3」発表
2024年10月第60回日本赤十字社医学会総会(仙台市)一般演題62「経営改善・業務改善Ⅵ」発表
2024年11月第31回日本航空医療学会総会・学術集会(那覇市)一般演題「MC」発表
2024年12月第27回日本救急医学会中部地方会学術集会(福井市)一般演題「消防3」発表
2025年3月第30回日本災害医学会総会・学術集会(名古屋市)一般演題23「実働機関」発表
2025年6月第28回日本臨床救急医学会総会・学術集会(横浜市)一般演題28「医療従事者教育6」、「ハイライトセッション5」発表
2025年10月第61回日本赤十字社医学会総会(大宮市)一般演題12「救急部門(救急救命士) 」発表
2025年10月第53回日本救急医学会総会・学術集会(大阪市)ミニオーラル 21 「メディカルコントロール 3(救命士教育・システム)」発表
2025年11月第32回日本航空医療学会総会・学術集会(沼津市)一般演題3「教育・検証会」発表
2025年11月令和7年度「長野県内施設等で働く救急救命士研究会」(諏訪市)シンポジウム「院内救命士としての現在地と今後の展望-タスクシフトで広がる役割-」発表
2025年11月第28回日本救急医学会中部地方会(金沢市)一般演題「外傷・環境障害①」発表
2025年3月第31回日本災害医学会総会・学術集会(新潟市)一般演題 発表予定
2020年6月(原著)三重県指導救命士の現在と未来 プレホスピタルケア 第33巻第3号(通巻157号)
2026年4月(調査報告)ドクターヘリ覚知時要請プロトコル導入の影響と通信指令員の意識変化:後ろ向き観察研究 日本航空医療学会 Vol.27 No.1(2026年4月発行予定)
2019年6月三重県メディカルコントロール協議会 上級指導救命士 認定(第1号)
2021年1月一般社団法人  JPTEC協議会 JPTEC中部 三重県救急救命士幹事
2025年11月一般社団法人 日本熱傷学会 プレホスピタル委員会委員
2025年12月日本DMAT隊員
役員としての所信表明

 第1期理事として活動してまいりました、伊勢赤十字病院の宮崎伊佐夫と申します。日本救急救命士会の設立と発展に携わる機会をいただき、心より感謝申し上げます。

 第1期では、災害・公共福祉委員会の担当理事として、委員長ならびに委員の皆さまのご協力のもと、災害時における救急救命士の役割明確化と多機関連携の推進に取り組んでまいりました。具体的には、多機関連携医療搬送勉強会の開催や、厚生労働省主催「霞が関こども見学デー」における救急救命・DMAT体験への協力を通じて、専門性と社会的役割の発信に努めました。

 これらの取り組みは一定の成果を得る一方で、災害対応や公共福祉、他職種連携といった分野は継続的な取り組みが不可欠であり、なお道半ばであると感じています。

 これまでの行政・医療・消防をつなぐ経験を生かし、地方の課題を全国で共有し、必要に応じて国へとつなぐ役割を果たしていきたいと考え、引き続き理事に立候補いたしました。

 至らぬ点も多くございますが、救急救命士のやりがいと社会的価値の向上に向け、誠心誠意取り組んでまいります。何とぞご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


11.加藤 渚

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
加藤 渚1992年7月6日33歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
国立大学法人 東京科学大学喜熨斗 智也・福岡 範恭・北村 浩一委員
学歴
2014年3月東京医薬専門学校 救急救命士科 卒業
職歴
2014年4月東京女子医科大学東医療センター 救命救急センター 入職
2016年4月東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター 移籍
2018年10月千葉県消防学校 救助科 講師 (現在も継続)
2021年8月厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務局 参与
2023年4月厚生労働省 救急救命技官 / 医政局 救急医療・災害医療担当 主査
2023年8月東京医科歯科大学 病院講師(非常勤)
2025年4月東京科学大学病院 救命救急センター 主任救急救命士 【現職】
2025年7月千葉科学大学 危機管理学部 非常勤講師
2025年9月東京女子医科大学 医学部 非常勤講師
2025年9月新潟医療福祉大学 医療技術学部 非常勤講師
日本救急救命士会における活動・業績
2024年10月日本救急救命士会設立記念フォーラムに出席
2025年4月日本救急救命士会 災害・公共福祉委員会 委員
2025年8月霞が関こどもデーに伴う、厚生労働省イベントへの出展の企画・運営「今日からキミもこども救命士 救急医療・災害医療体験コーナー」
2025年10月日本救急救命士会災害・公共福祉委員会主催「災害時における多機関連携医療搬送勉強会」運営スタッフ参加
2026年1月日本救急救命士会 評議員
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
委員歴
2018年10月日本集団災害医学会 MCLS多数殺傷型テロ対応病院コース開発WG委員
2019年3月日本災害医学会 評議員
2019年3月日本災害医学会 防災学術連携体、医学会連合等対応委員会 委員
2019年3月日本災害医学会 消防団公務災害補償基金との連携研修検討委員会 委員
2019年9月日本救急医学会 救急AI研究活性化特別委員会 委員
2021年3月日本災害医学会 日本ロボット学会との医工連携委員会 委員
2021年8月日本病院救急救命士ネットワーク 幹事
2022年3月日本災害医学会 利益相反委員会 委員
論文・学術発表
2015年1月加藤渚:研修医・救急救命士・医学部学生の臨床参加型実習の融合 日本救急医学会関東地方会雑誌. 2015.01; (36): 222-224.
2019年9月加藤渚: AIを用いた救急医療の展開救急隊業務負担軽減に向けた音声入力システムを使った病院引継ぎ時の検討 日本救急医学会雑誌. 2019.09; 30 (9): 566.
2021年12月加藤渚:【救急救命士法改正と医療機関に所属する救急救命士の活躍】DMAT隊員として活躍する救急救命士が考える、災害時医療救護班による救急搬送のあり方について 救急救命士ジャーナル. 2021.12; 1 (3): 108-110.
2022年3月Ochiai Kanae, Kato Nagisa : Differences in the Awareness and Knowledge of Radiological and Nuclear Events Among Medical Workers in Japan FRONTIERS IN PUBLIC HEALTH. 2022.03; 10 808148.
2024年12月加藤渚:行政官として対応した激甚災害,能登半島地震での記録 救急救命士ジャーナル. 2024.12; 4 (4): 162-164.
役員としての所信表明

 救急救命士法を所管する厚生労働省医政局での勤務経験を活かし、本会から積極的に政策提言を発信するほか、救急救命士の職能に対する理解の促進および地位向上を目的として、国民に救急救命士を広く知っていただくための広報活動にも力を入れて取り組んでまいりたいと考えております。

 将来的には、本会の公益社団法人化を目指し、救急救命士の職能を最大限に活かしながら、公共の福祉に資する公益性の高い事業を展開していく必要があると考えています。具体的には、災害発生時における被災地への会員派遣や、救急搬送調整のコーディネート、救護支援体制の構築などを柱とした公共福祉事業を計画し、その実現に向けた研修プログラムの開発を進めてまいります。これらの事業を着実に実施するため、研究費や補助金等の資金調達についても、積極的に取り組んでまいります。

 さらに、会員数の増加を図るため、会員特典の充実にも取り組みたいと考えております。具体策としては、医療行為に関する賠償責任保険の加入補助や、救急救命士法をはじめとする法制度に関する会員専用の法律相談窓口の設置などを提案してまいります。

これらの取組を通じて、本会のさらなる発展に貢献するため、全力で取り組む所存です。


12.⻑⾕川 汐⾥

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
⻑⾕川 汐⾥1993年4月27日32歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
⽇本救急システム株式会社 / JEMS リンクル株式会社喜熨斗 智也・福岡 範恭・齋藤 汐海理事
学歴
2016年3月国⼠舘⼤学体育学部スポーツ医科学科 卒業
職歴
2016年4⽉⽇本救急システム株式会社 ⼊職
2023年4⽉JEMSリンクル株式会社設⽴ 代表取締役社⻑ 就任
2023年7⽉⽇本救急システム株式会社 取締役 最⾼戦略責任者 就任
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9⽉第⼀期役員(理事)就任
2024年10⽉設⽴記念フォーラム 第⼆部 シンポジウム:「職域を超えて語る救急救命⼠の未来像」シンポジスト登壇
2024年12⽉広報・キャリア⽀援委員会 担当理事・委員⻑ 就任
2025年3⽉AbemaPrime「AED使⽤率どう上げる?」出演
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2025年3月⼀般社団法⼈ ⽇本救急救命学会 準機関誌『救急救命⼠ジャーナル』 2025 年5 巻 1号 第15回救急救命⼠図鑑 執筆 タイトル:救急救命⼠の『働く』を応援
役員としての所信表明

 私は現在、⽇本救急救命⼠会理事として広報・キャリア⽀援委員会の委員⻑を務め、本会の発信⼒強化に邁進してまいりました。

 私事ではございますが、昨年出産し、⺟となりました。この経験は、私の救急救命⼠としての⼈⽣観を⼤きく変えました。育児と仕事の両⽴、キャリアを継続することへの不安、そして現場復帰への壁など、これまで「課題」として客観的に捉えていた事象を、今、私は⼀⼈の当事者として、⾝をもって痛感しております。

 結婚、出産、育児、介護。⼈⽣の節⽬で直⾯する変化を、キャリアの「制限」にするのではなく、多様な経験を積んだからこそ得られる「専⾨性の深まり」として活かせる環境を整えるべきだと考えます。それが実現できて初めて、救急救命⼠業界の持続可能な未来が拓けると確信しています。

「救急救命⼠になってよかった。そして、これからも救急救命⼠であり続けたい」

全ての救急救命⼠がそう思えるように、⺟としての視点、そしてこれまでの経験を融合させ、⽇本救急救命⼠会の⼀翼を担う⽴場として、責任をもって活動に取り組んでまいります。様々な現場で活躍する救急救命⼠⼀⼈ひとりの声に真摯に向き合い、皆様とともに歩む理事でありたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。


13.福岡 範恭

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
福岡 範恭1972年3月30日53歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
愛知淑徳大学 健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻喜熨斗 智也・黒﨑 久訓・長谷川 汐里副会長
学歴
2016年3月京都橘大学健康科学部心理学科(通信教育課程)卒業(学士:心理学)
2018年3月同志社大学大学院 総合政策科学研究科 修了(修士:政策科学)
2021年9月同志社大学大学院 総合政策科学研究科 博士後期課程 単位取得退学
職歴
1990年4月鯖江・丹生消防組合(福井県鯖江市) 入職(消防士)
2014年2月鯖江・丹生消防組合(福井県鯖江市) 退職(消防司令)
2014年4月京都橘大学 入職(助教)
2025年3月京都橘大学 退職(専任講師)
2025年4月愛知淑徳大学 入職(教授)
日本救急救命士会における活動・業績
2024年4月設立時理事、副会長
2024年9月第1期役員 理事、副会長
2024年9月第1回京都府病院救急救命士意見交換会(京都府)
2025年2月第4回救急救命士を支援する議員連盟総会(東京都:衆議院議員会館)
2025年2月第2回京都府病院救急救命士意見交換会(京都府)
2025年7月第3回関西・北陸地域病院救急救命士意見交換会(京都府)
2025年11月富山県下救急救命士会30周年記念講演(富山県)
2025年12月第5回救急救命士を支援する議員連盟総会(東京都:衆議院議員会館)
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
【主な委員会活動等】
2007年5月日本臨床救急医学会 PCEC委員会委員・ガイドブック編集委員(2009年7月まで)
2014年9月日本臨床救急医学会 PEMEC企画運営小委員会委員 (現在に至る)
2018年8月全国救急救命士教育施設協議会 卒後再教育委員会委員長 (現在に至る)
2020年8月日本臨床救急医学会 PACC小委員会委員・ガイドブック編集委員 (現在に至る)
2021年10月日本臨床救急医学会 PPMEC小委員会委員・ガイドブック編集委員 (現在に至る)
2022年8月全国救急救命士教育施設協議会 理事 (現在に至る)
2023年3月改訂第11版『救急救命士標準テキスト』編集委員会 編集委員・執筆 (現在に至る)
2025年8月12誘導心電図伝送を考える会 幹事(現在に至る)
2025年10月日本臨床救急医学会 PEMEC2027ガイドブック編集委員会委員(現在に至る)
2025年10月日本臨床救急医学会 利益相反管理委員会委員(現在に至る)
【主な論文】
2019年9月(原著)「PEMECコースの概要と今後の課題」日本臨床救急医学会雑誌;2019 22(4):580-586.(筆頭著者:福岡範恭ほか).
2021年2月(研究ノート)「救急救命士の職務ストレス」同志社政策科学研究 同志社大学政策学会:22(2):211-223(単著).
2022年6月(原著)「救急救命士のキャリア形成志向とバーンアウトの関係」救急救命士ジャーナル:日本救急救命学会 2(2):80-88(単著).
2024年6月(総説)「救急救命士の専門性と認定制度についての検討課題―看護師における専門職化の経緯から―」救急救命士ジャーナル:4(1):88-94 (福岡範恭,喜熨斗智也).
【主な著書(共著)】
2008年~10月~ガイドブック「PCEC2008、PEMEC2017、PEMEC2023、PACC2024、PPMEC2025」
2025年4月改訂第11版救急救命士標準テキスト
役員としての所信表明

 私は消防歴24年、大学教員として12年、そして救急救命士としては25年目を迎えました。これまで、救急標準化教育コースの企画・運営・編集に携わる中で全国各地を訪れる機会を得て、それぞれの地域における救急救命士を取り巻く課題や現場からの声を伺って参りました。また、私自身の活動拠点も、出身地である福井県を離れ、京都府で11年間、さらに2025年4月からは愛知県へと移し、それぞれの地域における救急医療の実情を肌で感じております。特に2021年以降、法改正によって救急救命士の活躍の場は広がり、将来に向けた明るい展望が開かれました。

 一方で、高齢化や少子化といった社会構造の変化、さらには働き方改革やDX推進などの政策的要請により、理想とする社会に近づいた側面がある一方で、従来からの課題が解消されないまま、あるいはさらに深刻化している課題も存在していると感じています。私はこれらの課題に対し、公共政策、とりわけ労働政策科学や組織心理学の視点から研究に取り組んで参りました。救急救命士をめぐる課題は、医学的視点のみならず、日本の経済成長や日本的雇用慣行の中で形成されてきた消防・医療機関の組織文化や風土、さらには現代社会に至る社会的文脈からも捉える必要があると考えています。本会の第1期役員として、さまざまな組織・団体・企業の皆様と意見交換をさせていただく中で、救急救命士という医療従事者としての視点と、社会全体を俯瞰する視点の双方が不可欠であることを改めて認識いたしました。

 第2期役員として選出していただいた際には、第1期所信表明でも述べたとおり、救急救命士がその力を十分に発揮できる制度の充実を図るとともに、本会の公益社団法人化に向けて尽力する所存です。次世代の救急救命士のためにも、全国の皆様と力を合わせ、本会のさらなる発展に寄与して参りたいと考えております。


14.澤田 仁

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
澤田 仁1969年9月18日56歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
朝日大学 保健医療学部 救急救命学科郷田 爽真・久保田 竜也・眞野 一樹理事
学歴
2019年3月南山大学大学院人間文化研究科教育ファシリテーション専攻(修士課程)修了
職歴
1988年4月陸上自衛隊 第13期一般陸曹候補学生 2等陸士 入隊
1992年3月陸上自衛隊 第1空挺団 普通科群 3等陸曹 退職
1992年4月有限会社 昭栄鉄工 就職
1993年3月有限会社 昭栄鉄工 退職
1993年4月飛騨消防組合消防本部 古川消防署 消防吏員 消防士 就職
2004年2月飛騨市消防本部(市町村合併により名称変更)
2020年3月飛騨市消防本部 古川消防署 救急課 課長 消防司令 退職
2020年4月京都橘大学 健康科学部 救急救命学科 助教 就職
2025年3月京都橘大学 健康科学部 救急救命学科 専任講師 退職
2025年4月朝日大学 保健医療学部 救急救命学科 特命准教授 就職(現在に至る)
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月日本救急救命士会 評議員
2024年9月日本救急救命士会 理事
2024年12月日本救急救命士会 職業・専門職倫理委員会 委員長(担当理事)
2025年4月「救急救命士の倫理綱領」策定・公開
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2025年4月岐阜県メディカルコントロール協議会 委員
2025年4月同協議会 救急隊員教育部会 部会長
2025年4月同協議会 同部会 通信指令員の救急教育に係るワーキンググループ 座長
2025年4月同協議会 安全管理部会 委員
2025年8月全国救急救命士教育施設協議会 理事
2025年11月同協議会 総務・広報部会 総務委員会 委員(担当理事)
2022年10月同協議会 学生選手権委員会 委員
2023年8月同協議会 救急蘇生法普及啓発委員会 委員
2025年4月日本臨床救急医学会 評議員
2025年10月同学会 メディカルコントロール検討委員会 委員
2015年8月日本熱傷学会 プレホスピタル委員会 委員
2023年3月日本環境感染学会 災害時感染制御支援チーム アクティブメンバー
2024年4月日本救急救命学会 査読者
2025年10月(Article)Hitoshi Sawada, Miyuki Kakine, Yoshie Kubota, Kazuhiro Sekine, Atsushi Hiraide:Evaluation of the protective efficacy of a user seal check for N95 respirators through quantitative fit testing in an ambulance crew.Scientific reports 2025;15:34451
2023年1月(原著)澤田仁、垣根美幸、関根和弘、平出敦:救急隊員の感染防止対策の実態と消防機関特有の課題.日本環境感染学会雑誌 2023;38(1):7-15
2022年8月(原著)澤田仁、垣根美幸、黒﨑久訓、北小屋裕、福岡範恭、関根和弘、平出敦:消防機関における救急隊員の感染防止対策の現状と課題.日本臨床救急医学会雑誌 2022;25(4):651-657
役員としての所信表明

 私は、日本救急救命士会の理事として、救急救命士の社会的地位の確立と、医療職としての確かな信頼の獲得を目標に掲げ、あらゆる分野で社会に貢献できる人材の育成に取り組んでまいります。

 救急救命士は、消防にとどまらず、行政、医療機関、民間、教育機関など、多様な領域において医療職としての専門性を発揮できる存在です。救急救命士を支援する議員連盟(会長 松野博一氏)による決議書「救急救命士の活躍の発展のための決議」(2025年12月23日)の提出は、まさに社会が救急救命士のさらなる活躍を期待していることの表れであり、その期待を現実のものとしていくことが、日本救急救命士会の重要な役割であると認識しています。

 これまで私は、職業・専門職倫理委員会委員長(担当理事)として、委員ならびに会員の皆様のご協力もと、「救急救命士の倫理綱領」を策定し、2025年4月23日付で一般公開を行いました。今後は、この倫理綱領を基盤として、各職域における実践ガイドラインの整備を進め、救急救命士の医療職としての信頼と地位をより確かなものにしていきたいと考えています。

 現場で働く救急救命士はもちろん、次世代を担う若手や、これから救急救命士を志す人々が、迷いなく、誇りをもって職務を全うできる環境を整えることが、私の使命です。皆様とともに、目標の実現に向け、理事として誠心誠意取り組んでまいります。


15.廣田 恵典

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
廣田 恵典1991年12月17日34歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
順天堂大学医学部附属練馬病院菊地 誠二・荻野 暁・花田 邦和委員
学歴
2010年3月福岡大学附属大濠高等学校 卒業
2010年4月海上保安学校 入学
2011年3月海上保安学校 卒業
2018年4月国際医療福祉専門学校 入学
2020年3月国際医療福祉専門学校 卒業
職歴
2010年4月海上保安庁 入庁
2011年3月第十管区鹿児島海上保安部 不審船対応型巡視船 配属
2015年4月第十管区古仁屋海上保安署にて司法巡査から司法警察員 へ昇格
2015年10月第十管区鹿児島海上保安部へ異動 潜水士 拝命
2017年9月海上保安大学校における潜水技術課程(潜水研修)にて指導潜水士を兼務
2018年4月救急救命士養成課程 参加(出向先:国際医療福祉専門学校)
2020年4月第三管区海上保安本部 羽田特殊救難基地 へ異動救急救命士兼特殊救難隊員 拝命
2023年3月海上保安庁 退職
2023年4月順天堂大学医学部附属練馬病院 入職
2025年4月指導救命士 拝命
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月評議員
2024年12月災害・公共福祉委員会 委員
2025年3月『政府広報オンライン:心肺蘇生法とAEDで命を救おう!緊急時の対処法』撮影協力
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2011年3月東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)における救助・救援活動
2016年4月熊本地震における救助活動
2018年7月西日本豪雨における救援活動
2021年7月伊豆山土砂災害(熱海市)における救助活動
2023年2月トルコ・シリア地震における国際緊急援助隊救助チーム(救急救命士)として救助活動
2024年1月能登半島地震における医療活動
2024年2月日本災害医学会にて発表
2025年3月日本災害医学会にて発表
2025年10月埼玉県スポーツ推進審議会 委員就任
2025年12月日本病院救急救命士研究会にて発表
役員としての所信表明

 私は本会評議員および災害・公共福祉委員会委員として活動する中で、行政機関の皆様をはじめとする諸先輩方が築き上げた強固な基盤の上に、近年、救急救命士の職域が劇的に広がり、大きな構造変化を迎えていると実感しております。この伝統の継承と職域拡大こそが制度のさらなる進歩であり、その舵取りの一端を担うべく、次期理事選挙への立候補を決意いたしました。

 私は、海上保安庁羽田特殊救難基地における現場での経験、教育機関での勤務経験、そして現在は大学病院救命救急センターにて指導救命士として勤務する中で、あらゆる職域の苦労と現実を目の当たりにしてまいりました。だからこそ、特定の利害に縛られることなく、全ての救命士が誇りを持って働ける環境づくりに真摯に取り組むことができます。

 単に既存の権益を守るのではなく、全ての救急救命士における専門性が正当に評価され、適切な処遇と地位の確立はもとより、現場で活躍する皆様が安心・安全に活動できるよう、真に必要とされる改善に全力を尽くします。また、実務上の不利益や不合理を丁寧に拾い上げ、現場の声を最優先にした活動に邁進いたします。

 「心は熱く、頭は冷静に」を信条とし、全ての議案に対して是々非々の精神で建設的な議論を尽くし、将来の公益社団法人化を見据えた「国民の利益」と「救急救命士の発展」を揺るぎない判断基準といたします。また、救急救命士のさらなる発展のために全力を尽くす所存です。


16.菊地 誠二

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
菊地 誠二1977年12月5日48歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
陸上自衛隊植田 広樹・本田 茂人・笛木 徳之理事
学歴
2022年3月国士舘大学大学院 救急システム研究科 修士課程 卒業
職歴
1996年3月陸上自衛隊 入職
1998年8月栃木県北部大雨に伴う災害派遣
2003年3月陸上自衛隊救急救命士課程入校
2004年10月新潟中越地震災害派遣
2006年4月イラク復興支援群派遣(イラク)
2009年5月ASEAN地域フォーラム災害救援実動演習(フィリピン)
2009年10月国際緊急援助隊 医療援助隊派遣(インドネシア)
2011年3月東北地方太平洋沖地震災害派遣
2015年4月国際緊急援助隊 医療援助隊(ネパール)派遣支援隊
2016年4月熊本地震災害派遣 後方勤務
2019年3月陸上自衛隊衛生学校 教官
日本救急救命士会における活動・業績
2024年9月理事就任(国際委員会 委員長)
2024年10月日本救急救命士会 設立フォーラム 設立記念シンポジウム シンポジスト 陸上自衛隊における救急救命士の概要について
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2012年1月一般社団法人 日本災害医学会員
2015年8月一般社団法人 防衛衛生学会員
2022年4月一般社団法人 日本臨床救急医学会員
2023年3月国士舘大学 防災・救急救助総合研究所 嘱託研究員
JPTEC(日本救急医学会認定)世話人
MCLS(日本災害医学会認定)世話人
TCCC・PHTLS (NAEMT認定) Affiliate Faculty
2022年3月(著書)陸上自衛隊における救急救命士の現状と指導的救急救命士の育成について 救急救命士ジャーナル 2 (1), 13-15, 2022
2022年6月(著書)陸上自衛隊の救急救命士について 救急救命士ジャーナル 2 (2), 54-57, 2022
2022年1月(学位論文)第一線救護衛生員による緊急救命行為技術の効果的な練度維持の為の検討
2022年5月(口頭発表) JPTECコースの現状と課題、今後の展開に向けて~感染拡大防止対策の実際と今後に生かせる教訓について  日本臨床救急医学会
2023年11月(ポスター発表) A Study on the use of virtual reality to maintain of emergency life-saving techniques by Front-line Medics EMS Asia 2023 Tokyo
2025年1月(原著論文)本邦における銃創症例の実態と現状の対応に関する考察-日本外傷データバンクを用いた疫学的調査と分析- 日本防衛衛生学会誌 2024;72(1-2):7-13(優秀論文発表者表彰 第596号)
2025年10月(口頭発表) TCCC-CMCコース参加報告-第一線救護教育への反映と今後の展望-東部防衛衛生学会(学会長表彰)
役員としての所信表明

 私は、陸上自衛隊において長年にわたり救急救命士教育に携わるとともに、国際活動を含むさまざまな現場経験を通じて、実践的な教育・訓練および対応力の向上に取り組んでまいりました。自衛官たる救急救命士として培ってきた知識と経験を、あらゆる職域で活動する救急救命士の発展、ならびに本会の国際活動事業の充実に生かしたいと考え、日本救急救命士会の理事に立候補いたしました。

 本会設立以来、理事として主に国際委員会を担当し、海外の救急医療関係者との交流や国際的知見の共有を推進してまいりました。今後はこれまでの活動を継続・発展させ、国際活動事業を通じて得られた知見を、国内の教育や人材育成に還元する取り組みを進めてまいります。

 また、自衛官としての立場から、消防、医療機関、自衛隊、民間、行政など、職域の異なる救急救命士が相互に理解を深め、平時から連携・交流できる環境づくりを推進するとともに、教育・研修の充実や実践的な能力向上に資する活動に尽力してまいります。

 救急救命士の職能向上と職域を超えた連携、そして国際的視野に立った取り組みが、救急医療全体の質の向上につながるものと確信しております。理事として誠実に職責を果たしてまいりますので、何卒ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


17.中川 貴仁

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
中川 貴仁1980年5月17日45歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
弘前医療福祉大学短期大学部齋藤 駿佑・鳴海 圭佑・植田 広樹理事
学歴
2002年3月北海道ハイテクノロジー専門学校 救急救命士学科 卒業
2012年4月旭川医科大学大学院医学系研究科 修士課程看護学専攻 入学
2014年3月旭川医科大学大学院医学系研究科 修士課程看護学専攻 修了
2015年4月弘前大学大学院地域社会研究科 地域社会専攻 博士後期課程 入学
2024年3月弘前大学大学院地域社会研究科 地域社会専攻 博士後期課程単位取得満期退学
職歴
2002年4月ニッポンレンタカー北海道株式会社 入社 契約社員
2003年4月遠軽地区広域組合 消防吏員(階級・消防士) 拝命
2016年3月遠軽地区広域組合 消防吏員(階級・消防士長) 退職(自己都合)
2016年4月弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 助手
2017年4月弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 助教
2018年4月弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 講師
2020年4月弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 准教授
2024年4月弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 教授
日本救急救命士会における活動・業績
2024年2月日本救急救命士会 設立発起人の一人として関わる
2024年9月第一期理事  
2024年9月総務委員会 担当理事兼委員長を拝命する
本会における総務全般、財務経理を担当し、事務局と連携して会員情報の管理、各種規程の策定や整備を担当する
2025年9月「救急救命士の集い2025」の運営担当として、企画段階より関与する
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2014年4月一般社団法人 日本病院前救急救命学会理事(学会設立に関与する)
2017年5月一般社団法人 病院前救護統括体制認定機構(現:民間救命士統括体制認定機構) 救急救命士研修・認定・更新委員会委員(継続)
2019年6月名称変更 一般社団法人 日本救急救命学会 副理事長(2025年6月まで)
2019年8月一般社団法人 全国救急救命士教育施設協議会認定教員(継続)
2025年6月一般社団法人 日本救急救命学会 理事
2025年8月一般社団法人 全国救急救命士教育施設協議会理事
2018年10月救急医学 2018年10月号 へるす出版 共著 救急救命士としてのプロフェッショナルオートノミーのあり方 42:1611-1616.2018
役員としての所信表明

 本会設立への構想段階から一員として、末席ながら参加させて頂いております。

 本会設立から早いもので2年を迎えようとしております。救急救命士の「プロフェッショナルオートノミー」の確立に向けて、この2年間職務を果たしてきました。

 救急救命士を取り巻く環境は、厳しく過酷であるにも関わらず、それに反比例するかように、地域住民が救急救命士に期待することは、日を増すごとに大きくなっています。そのような様々なフィールドで活躍する救急救命士を各所属以外に支える体制は十分ではなく、まだまだそのような団体や組織が確立されておりません。日本救急救命士会がまさにその役割を担うべきものと考えます。発展途上である本会をさらに会員の皆様と力を合わせて、しっかりと確立させていくその礎を創ることに、次の任期では汗を流していきたいと思っております。

 本会の役員として、職種や年代に関わらず救急救命士が一丸となって社会に貢献することができるよう尽力することを会員の皆様にお約束いたします。


18.北原 学

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
北原 学1982年4月14日43歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター喜熨斗 智也・植田 広樹・後藤 奏副会長
学歴
2006年3月国士舘大学体育学部スポーツ医科学科 卒業
職歴
2006年4月東京北部病院 入職
2010年9月東京北部病院 退職
2010年9月国立国際医療研究センター病院 入職
2024年7月国立国際医療研究センター病院 主任救急救命士へ昇任
2025年4月国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センターへ名称変更
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月日本救急救命士会 評議員
2024年9月日本救急救命士会 副会長
2024年12月東京都薬剤師会会長表敬訪問
2024年12月カンボジアにおける救急医療体制強化事業実施
2025年1月東京都薬剤師会 賀詞交歓会出席
2025年3月日本薬剤師会会長表敬訪問
2025年3月『政府広報オンライン:心肺蘇生法とAEDで命を救おう!緊急時の対処法』撮影協力
2025年4月フジテレビ情報番組「Mr.サンデー」放映 AED事例再現ドラマ監修
2025年8月カンボジアにおける救急医療体制強化事業実施
2025年12月カンボジアにおける救急医療体制強化事業実施
2026年1月東京都薬剤師会 賀詞交歓会出席
2026年2月テレビ東京「特番 ホントに起きた劇的事件」撮影協力
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2015年10月一般社団法人 日本臨床救急医学会 国際委員会委員(2019年まで)
2017年4月カンボジアにおける救急医療体制強化活動の実施(継続中)
2018年10月チーム医療における救急救命士の役割.救急医学42巻11号. 田中秀治, へるす出版, 東京, p1551-1555, 2018.
2019年JPTEC関東世話人
2020年2月第34回日本中毒学会東日本地方会 優秀演題賞「当院におけるCBRNE災害発生に備えた準備状況について」
2021年9月一般社団法人 民間救命士統括体制認定機構 日本病院救命士ネットワーク委員会 委員
2022年2月改訂第2版 救急処置スキルブック 第ⅩⅢ章 病院内での実習スキル
2022年2月医療機関に所属する救急救命士に対する研修の講師となる人材のための講習会 講師(継続中)
2022年10月一般社団法人 日本臨床救急医学会 医療機関に所属する救急救命士に関する検討委員会 委員
2023年2月令和4年度医療機関に所属する救急救命士業務実地修練 講師
2023年12月日本病院救急救命士ネットワーク 幹事・教育研修員会担当幹事
2023年12月救急救命士ジャーナル3巻4号
2023年12月令和5年度医療機関に所属する救急救命士業務実地修練 講師
2024年6月JPTEC東京 事務担当
2025年1月令和6年度医療機関に所属する救急救命士業務実地修練 講師
2025年6月一般社団法人 救急救命士統括認定機構 理事
2025年11月令和7年度医療機関に所属する救急救命士業務実地修練 講師
役員としての所信表明

 現在、救急救命士を取り巻く環境は大きな転換期にあります。私は、様々なフィールドで献身的に活動される皆様と手を取り合い、国民からこれまで以上に深く信頼され、真に頼られる救急救命士像を確立したいと考えています。

 我々の前には解決すべき課題が山積していますが、それらを一つひとつ着実に乗り越えていくことで、救急救命士の輝かしい未来を共に創り上げていきたいと思います。

 世界へも目を向け、日本の救急救命士が国際社会を牽引する存在となれるよう、グローバルな活動の展開も視野に入れてまいります。皆様と共に、この国の救急医療の質を世界基準へと高めていく所存です。


19.齋藤 汐海

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
齋藤 汐海1995年9月4日30歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
京都橘大学 健康科学部 救急救命学科長谷川 汐里・澤田 仁・宮崎 伊佐夫委員
学歴
2018年3月国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科 卒業
2022年4月京都橘大学大学院 健康科学研究科 博士前期課程 健康科学専攻 救急救命学コース 入学
2024年3月京都橘大学大学院 健康科学研究科 博士前期課程 健康科学専攻 救急救命学コース 卒業
職歴
2018年4月東海大学医学部附属病院救急救命技術研究員 入職
2019年3月東海大学医学部附属病院救急救命技術研究員 契約期間満了により退職
2019年4月医療法人徳洲会宇治徳洲会病院 臨床工学救急管理室救急救命士科 入職
2021年8月同病院 救急救命士科へ配属
2023年3月医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院 救急救命士科 退職
2023年4月京都橘大学 健康科学部 救急救命学科 助手 入職
2024年4月同大学 助教Cに昇任
日本救急救命士会における活動・業績
2024年8月評議員
2024年12月教育・研修・多職種連携委員会 委員
2025年2月オンラインセミナー司会進行「日本臨床救急医学会PACCコース講義の一部を紹介〜病院前における循環器救急疾患への対応〜」
2025年2月第1回JELSTA主催PACCコース運営
2025年3月オンラインセミナー企画・司会進行「12誘導心電図伝送がもたらす救命と予後改善」
2025年9月救急救命士の集い2025 第二部 教育・研修・多職種連携委員会 企画運営
2025年11月オンラインセミナー企画・司会進行「臨床工学技士に学ぶ!除細動器・ベッドサイドモニターの日常点検のポイント!」
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
―社会貢献活動―
2023年8月(一社)全国救急救命士教育施設協議会 卒後再教育委員会 委員
2025年3月厚生労働省委託事業 病院救急車患者搬送ガイドライン・研修査定事業 委員
2025年8月日本病院救命士ネットワーク 教育研修委員会ワーキンググループ 委員
2026年2月(一社)全国救急救命士教育施設協議会 病院救急救命士に対する卒前教育検討委員会 委員
―標準化教育―
2024年10月(一社)日本臨床救急医学会PACCコース マスターインストラクター
2025年1月一般社団法人 JPTEC協議会 インストラクター
2025年7月(一社)日本救急医学会 ICLS インストラクター
2025年8月(一社)日本臨床救急医学会PEMECコースディレクター
2025年8月GRA High-performance CPR ファシリテーター
―研究実績―
2025年4月京都橘大学 2025年度教育開発支援助成事業 「医療リスクマネジメント教育開発」助成 採択
2025年6月一般社団法人 京都知恵産業創造の森 令和7年度 産学公連携共同研究開発事業「プライバシー保護と心理的障壁の低減を両立するAED補助具の開発」助成 採択 
役員としての所信表明

 この度、役員に立候補いたしました、齋藤汐海(さいとう しおみ)です。私は、本会のさらなる発展に不可欠な「二つの挑戦」を掲げます。

1. 多職種連携による「医療の質」向上と職能拡大
救急救命士には今後、処置の遂行だけでなく、より高度な「医療の質」の担保が求められます。私は前職の医療機関で、多職種が連携し救命と予後改善に全力を尽くす現場を歩んできました。
他職種から学び、同じ目標へ向かう真のパートナーとして認められることは、職能拡大の鍵です。これまでの多職種ネットワークを活かし、本会が「高度な医療の担い手」として他職種から信頼される確固たる地位を確立するために尽力いたします。

2. 多様な働き方を支える「公平な研鑽」の推進
救急救命士には、依然として性別やライフステージによるキャリア継続の課題が残されています。私は、女性救急救命士をはじめとする全救急救命士が、どのような環境下でも公平に学び、職能を最大限に発揮できる仕組みを構築します。性別や所属に縛られず、個々の意欲が正当に評価され、共に成長し続けられる組織文化を推進してまいります。

結びに
実務、教育、そして研究。これまで私が歩んできたすべての経験を、全国の救急救命士の未来を切り拓くために捧げる覚悟です。皆様の力強いご支持を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


20.大久保 克彦

氏 名性 別生 年 月 日年 齢
大久保 克彦1984年7月31日41歳
現 所 属推薦評議員第一期役職
鹿児島市立病院 救急科喜熨斗 智也・植田 広樹・後藤 奏委員
学歴
2003年3月鹿児島県立鹿児島東高等学校 卒業
2003年4月鹿児島国際大学 経済学部 経済学科 入学
2005年3月鹿児島国際大学 経済学部 経済学科 中退
2019年9月救急救命九州研修所(第37期) 入所
職歴
2009年4月姶良郡西部消防組合 入職
2010年4月姶良市消防本部 入職(消防隊、救急隊、水難救助隊、通信指令室等を歴任)
2024年3月姶良市消防本部 退職
2024年4月鹿児島市立病院 入職
日本救急救命士会における活動・業績
2025年11月救急救命士の集い2025 スタッフ参加
2026年2月救急救命士の集い2026 実行委員長
日本救急救命士会以外における主な活動・業績
2024年11月第31回日本航空医療学会・学術集会 発表(演題)海上保安庁(縦)と医療・消防(横)の離島有事に備えた連携訓練
2024年11月第31回日本航空医療学会・学術集会 発表(演題)院内救命士を活用した他職種連携の陸×空ミッション
2025年1月日本D M A T隊員資格取得(現在まで養成研修等に指導参加歴あり)
2025年6月第1回病院救急救命士 中部地方会合 発表(演題)院内の萬屋(よろずや)、経営も担う⁉︎鹿児島発・救命士マルチプレイヤー戦略の挑戦
2025年6月そこが知りたい〜職務見聞録〜救急救命士in Hospital 著者名:大久保克彦 鹿児島市立病院に勤務する救急救命士の体制・現状について.救急救命士ジャーナル 発行2025年;5巻2号
2026年11月第32回日本航空医療学会・学術集会 発表(演題)離島搬送を担う鹿児島県ドクターヘリにおける運航安全対策の見直しと講習導入の取り組み
役員としての所信表明

 この度、日本救急救命士会理事選挙に立候補いたしました、鹿児島市立病院の大久保克彦です。私は消防機関の救急救命士として、そして現在は病院所属の救急救命士として、一貫して救急医療の最前線に携わってまいりました。

 諸先輩方からのご推挙を賜り、救急救命士制度のさらなる発展と、会員一人ひとりの地位向上に貢献したいとの強い思いから立候補いたしました。当会のシンボルマークが示す「手を重ねて命を救う姿」は、所属の垣根を越え団結する私たちの象徴です。職域が広がる今だからこそ、互いの立場を尊重し、確かな連携で結び続けることが必要です。私はそれぞれの現場で奮闘する仲間が孤立しないよう、志をつなぐ“ハブ”の役割を担いたいと考えています。また、「地方だからできない」のではなく、「地方だからこそ発信できる価値」があります。鹿児島から九州、全国へと現場の課題や実践を届け、距離を越えて知見を共有できる環境づくりに取り組みます。

 来年度、鹿児島で開催予定の「救急救命士の集い2026(仮)」では大会実行委員長を務めさせて頂いております。全国の仲間が誇りを再確認し、多職種と未来を語り合える場にしたいと考えています。

 私は名のある人間ではありませんが、現場の現実と変革の難しさを知っています。41歳、現場と次世代をつなぐ世代として、皆様と同じ目線で汗をかき、当会の発展に尽力する覚悟です。どうか皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。